「エド」
「こけたの」
泣きべそで立っている愛しい愛しい君。
だけどね、
そんなちょこっとの傷でそんなに泣かなくてもいいんじゃない?
ナキムシレディー
「いーたーいーー…」
「だーもぅ泣くなっ!」
聞けば信号が変わりそうで走り出そうとしたら段差につまずいて転んだらしい。
幸い傷は深くない。
とゆうよりちょっとした擦り傷程度だ。
「このぐらいすぐ治るから」
じゃなかったらこんなことしないけど。
ご丁寧に消毒して傷薬塗ってガーゼをあててテープでとめる。
ほんと甘いな。
「もう痛くないだろ?」
「…………………うん。」
そいつはよかった。
頭を撫でてやるとすすんと鼻をすすってちょっと悔しそうな顔。
「どうした?」
「エドはなんでいつもケガするのに痛くないのよ」
いや痛いって。
の傷より深いやつとか血がブワーってでるやつとか。
「だってオレが痛がると泣くから」
それはもう、今日なんか比にならないくらい。
目を真っ赤に腫らして傷の手当てして苦しそうな顔して。
「オレ、が悲しむ顔見たくないし」
だから我慢できる。
体の傷よりの泣き顔のが何十倍も堪える。
「………でも痛いときはちゃんと痛がってよ」
「強がってるエドを見ると私だって苦しいから、むり、しないで」
さっきの泣き虫顔から大人の顔へ。
ほんと子供だったり大人だったり女だったりころころ変わる。
(そこが魅力なんだけど)
「じゃあはこのぐらいの傷じゃ泣かないこと」
「う…がんばる…いたいけど」
ほんとはどんなときも笑ってて欲しいけど。
悲しいも苦しいも我慢してる顔を見るのがもっとツラい。
だから、
「ま、オレの前だけなら泣いてもいいから」
そういってオレが笑えばナキムシレディーは笑顔になる。
(2009/02/10)
なんだかんだで矛盾しまくるエドワード。さんのことが好きすぎるんです。
sozai:dear ふわふわ、り。